伊達綱村書状 藤井宛/仙台藩 古文書【23-0617-1】

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【状態】シミあり、34.5×51cm仙台藩四代藩主の松平陸奥守(伊達綱村、1659~1719)から、女中の藤井に宛てた書状。藤井は綱村の母親に仕えていたから、事実上は母親に対して宛てた書状である。内容は、覚範寺殿(伊達輝宗)の法事をおこなったことや、弟の織部や主馬の働きについて述べている。この時綱村はまだ十代で、無事に法事を終えた喜びを母に伝えている。【翻刻】一筆申上候、まつ御きけんよく御さなされ候や、うけたまハりたくそんし上候、こゝもとさむさつよく、一昨夜ゆきふり、一尺はかりつもり申候、わたくし無事につとめ、今日は覚範寺殿御位はひおかみたてまつり、御太刀・御馬代さし上申候、首尾よくはからひまいらせ候、序なから申上候、織部は度々そこ(以下下段)もとへまいり勤候や、主馬大人しく、作法存のほかよく、ことに主馬ハ少つゝ用たしつかハれ申候、妹ともそくさいのよしうけたまハり候、大慶の事に御さ候、めてたくかしく、まつたいら十日むつのかみ藤井へ【現代語訳】一筆お手紙を申し上げます。まずはご機嫌いかがでしょうか。承りたく存じます。こちらは寒さが強く、一昨夜は雪が降って、一尺(約30cm)ほど積もりました。私は無事に法事を勤め、今日は覚範寺殿(伊達輝宗)のご位牌を拝ませていただき、御太刀・馬代を覚範寺に差し上げました。首尾よくとりはからうことができました。ついでながら申し上げます。織部はたびたびそちら行へって勤めているでしょうか。主馬は大人びており、作法は思いのほか良く、特に主馬は少しずつ用足しに使われています。妹も息災であると承りました。めでたいことです。めでたくかしく。

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