商品概要：1982年製FERNANDES RST60-66Bのボディです。ネックがラージヘッドでバレットナットのない貼りメイプル指板が特徴で、ジミー・ヘンドリックスが使用していたことで有名な1966年FENDERストラトがモデルになっていました。ボディの方はシリーズ共通の北米産アルダーを採用しておりますが、こちらはRST80シリーズ同様の2ピースボディになっています。ただ、仕上げはRST80のラッカーフィニッシュに対して、ポリエステルフィニッシュになっています。1983年のカタログより追加されましたが、数年で生産終了してしまったために市場ではまず見かけることのない機種です。造りは消えロゴ期ネックポケット部のの治具の使い方など初期モデル特有の造りがされています。シングルザグリ部のFSOやらFSPとかのスタンプはありません。FERNANDES RSTは何本もばらしていますが、このスタンプは必ずあるものではないのであまり、ムック本などをうのみにはしない方が良いかと思います。まあ、個人的な予測ですがRST80はラッカーフィニッシュなのでFSO(予想FERNANDES STRATOCASTER OLD)、RST50はポリエステルフィニッシュなのでFSP(多分FERNANDES STRATOCASTER POLYESTER)、RST50-72、76はFCS(多分FERNANDES CURRENT STRATOCASTER)で、このRST60はどれにも該当しないので無印なのかもしれません。個人的にEUROPEのジョン・ノーラムのようなストラトを造ろうとして、同じ河合楽器製であった81年製FERNANDES RST50-64のネックを装着し使っていました。つか、THE Final CountdownとかのPVを見ると、FENDER JAPAN製と思しき72’ストラトの方を使っていたりします。スペックはボディ材はセレクトされた北米製アルダー2P。ネックはつばなしのレギュラースケール21F対応。ネックエンドはラウンド形状。ブリッジは11.2mmピッチのシンクロに対応です。サイズ：ネックポケットのサイズは幅57.0mm、深さ17.3mmです。色：ホワイト。コンディション：使用に伴う擦れや傷、直置き痕等ありますが、それほど重篤なダメージはなく程度はまずまずではないかと思います。またホワイトボディ特有の日焼けも程い感じにあって、個人的には、北欧メタルといえばこれだよ！といった感じです。あ～、あとは自分的なジョン・ノーラムっぽいストラトを造ろうということでやっており、パーツは主に82年製FERNANDES RST60-66、81年製FERNANDES RST50-64、84年製FERNANDES RST80-59、94年製FENDER JAPAN ST62-65AS(FENDER 40TH ANNIVERSARYモデル)のパーツを組み合わせました。ネックは作っているところが一緒だけありましてマッチングはすごく良かったのです。ただ、ピックガードをわざわざFENDER JAPANの40周年モデルから外したミントグリーンを装着したのですが、ビス穴が微妙に合わず余計なビス穴をあけてしまいました。FENDER JAPANの62系ピックガードとFERNANDESの66’ピックガードではセンターPU近くのビス穴がFENDER JAPANの方が遠いのです。やっぱこの辺は同じブランド、かつ同じ工場製のパーツを使用すべきでしたね。まあこの辺はいろいろ失敗を重ねて経験を積んで覚えるものなので仕方がないところですね。送料：ゆうパック100サイズ。お薦めポイント：まずRST60のボディの出品はないと思います。