仕様：1986年製TOKAI TST653STBLRボディです。1987モデルのカタログでブリッジ違いだけのモデルであるTOKAI SD703STBLRというものがあり、こちらはカタログ未掲載のシンクロバージョンになります。ですのでロック式ブリッジが搭載されたSD CUSTOM EDITIONシリーズではなく、シンクロ(オールブラス製のS・Line)が搭載されたTST CUSTOM EDITIONシリーズのモデルです。ピックガードに対応したストラト型ボディです。ボディ材はカタログではアッシュorアルダーですが、こちらはアッシュが使用されており、センター合わせの2Pボディです。また、深いシースルーブルーが採用されており、それによりアッシュらしい木目がより際立っています。PUザグリはこの頃はPU配列でバリエーションを増やしていた時期ですので、各モデルに対応できるよう3ハムザグリになっています。ピックガードはディフォルトでゴールドのミラーピックガードが装着されており、11点止めに対応いたします。ネックはつばだし22F(つばなし21F)のレギュラースケールに対応します。ブリッジも2点支持方式のシンクロに対応しますがGOTOHの汎用品ではなく、オールブラス製のTOKAI S・LineGoldが搭載されていました。このブリッジは基本100000円以上のモデルにしか搭載されないのですが、なぜか65000円のモデルに装着されています。この1986年前後はロック式ブリッジを装着したモデルやシンクロブリッジを装着したスタンダードモデルはそれなりに出回っていますが、シンクロ仕様の中上位モデルは少ないのでかなり希少なモデルです。製造はもちろん東海楽器なので、キャビティ内部の造りも良く、また東海製ボディ全般に言えることですが塗装が薄いので音抜けが非常に良いのが特徴です。重量はアッシュボディなのでかなり重く2290gです。スペックボディ材はアッシュ2P。つばだし22F(つばなし21F)のレギュラースケール(648mm)対応ボディ。PUザグリは3ハム。ブリッジは2点止めシンクロ対応。スタッド間は55mm。ジャックはサイドジャックに対応でビス止めの4点止めです。ジョイントはプレート４点止めです。カラー：シースルーブルーです。サイズ：ネックポケットのサイズは幅56.4mm、深さ17.0mmです。コンディション：細かな傷はわずかにあるものの特に目立つ傷はなく、程度の良いボディになります。送料：ゆうパック100サイズ。お薦めポイント：希少なアッシュ材のストラト型ボディです。ほとんど市場に出回っておらず非常にレアでかつ程度の良い個体です。