音工房Z Z-Modena MK2 装着 8 12/25W コーン還流式スピーカー 2Way ペア (灰黒色)・大型機愛好家からの試聴コメントあり

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商品情報

・フルレンジユニット :音工房Z Z-Modena MK28cm 8Ω12/25W85.8dB。公称再生周波数帯域=97Hz~20KHz。出品製品の実用周波数=40Hz~。・ツイーター:Dayton Audio AMT Mini-8。コンデンサー:Cornell Dubilier フィルムコンデンサー0.33μF 6/oct。・使用線材:小柳出電気 3398-18(AWG18 0.75sq)。・ 還流器 :内容積約0.65リットル。愛媛県砥部焼の磁器製特注品。釉薬:黒マット。仕上がり状態には多少のばらつきがありますが、陶磁器という性質から容認願います(音質には影響ありません)。・ ターミナル : 金メッキ。バナナプラグにも対応。・ 台座 : 木・塩ビ製。還流器との接合部にはセメントを充填して振動を抑え、還流器を両面テープで接着。・ 外形寸法・重さ(台座共): 高さ14.5cm幅12cm奥行16.5cm。ペアの重さ約2.6kg。・発送は80サイズ(平日:ゆうパック・宅急便。土日休:宅急便のみ)。【 コーン還流式スピーカーとは 】従来の箱型スピーカーは、箱の内部で乱反射や定在波などの発生が避けられず、それがコーンへの悪しき背圧となって音を濁らせてしまう。さらに加えて箱鳴りが音を一層悪くして結局、いわゆる“スピーカー的”なつまらない音にしてしまう。こうしたまことに困る弊害の対策はなかなか難しいので永年、宿命的な課題になっており結果として製品の価格も高価になる。そこで、コーン還流式スピーカーとは、箱型キャビネットの代わりにユニットに還流器(数式で表すことができる曲面を持つ小型容器。但し球体は不可)を装着し、その曲面固有の数学的な性質を音波にも適用して、器内への放出波を乱反射なしに整然とコーンに還流させることによって背後からもコーンの正常な動きを督励支援し、微小な音声信号をも明瞭に再生しようという発想によるスピーカー装置である。この結果、高性能オーディオの分野では考えられなかったような超小型と高音質との両立を、市販製品の数分の1以下という低価格で実現することができた。音楽とオーディオ同好の皆さんに手軽にこの鳴りを共有していただきたく提供するものです。■還流器の働きと特長■ 超小型で重低音再生・低雑音がもたらす高解像度・高定位・豊かな音場再現(以下、スピーカーはSPと表記)・オーディオSPの超小型化:箱型SPの数分の1以下のサイズで、室内を占めずして同等以上の音響性能を発揮。・箱型キャビネット起因の雑音が減少: 還流器内に放出された音波を揃ってコーンに戻すことで乱反射の発生を極力抑え再生音の劣化や雑音を大幅に低減。従来の箱型は、互いに向かい合った平行面があるという形態から必然的に発生する乱反射から来る雑音含みの共振をうまく制御する設計や対策が難しく、構造が複雑で高価になる。ましてや自作では当たり外れが多い。特にバスレフ方式ではその雑音で膨らんだ“豊かな低音”が出てきがちなので要注意。還流器なら失敗なく下記のような結果が確実に得られる。・ユニットの諸元を超える低音を再生:還流器内で雑音の混入なく戻った音波は、コーンの振動を督励支援して一体となって共振するので、空気もコーンの一部となり、コーンの口径が拡大したのと等価的な低音域まで再生するようになる。コーンが空気という気体なら、大口径の固体製コーンで起こる分割振動も発生することなく一層きれいな再生音が得られる。空気によるコーンの実質的な口径拡大程度は理論上、《ユニットの口径8cm+還流器内の音波の還流距離32cm=40cm》と見込まれる。ただし、ユニットが動く能力には物理的な限界もあるので、低域を超える程度も、おおむねユニットそれぞれが持つ機械的な条件に比例しているように思われる。・高解像(精細)度:雑音をほとんど交えないので音像の輪郭が崩れない。更に2Way 式では高域の伸びばかりか全帯域にわたって楽器や声の輪郭が一層明瞭になる。心地よく聴けるので長時間聴いても疲れることがない。・精密な定位:明瞭な音に加えて音源(口径)が小さいこと、還流器の曲面外形が音波の回りを良くすることなどから、定位が極めて精密。“SPの存在が消える”という感想が多いのもこのため。還流器が曲面の数式通りに働くためには音源(コーン紙)が点であることが必要だが、現実には点音源は存在しないので乱反射も少しは発生する。ただ、箱型と比べれば無視できるレベルで、吸音材もほとんど不要。・自然な音場感(臨場感、空気感):演奏空間や楽器の残響などの微細な信号は劣化や雑音の影響を受けやすいが、定位の良さと相まって良い録音+無劣化・無雑音が自然な音場空間を再現してくれる。還流SPの大きな特長。・還流器は本来“無色”:以上のことから還流器そのものは本来“無色”であり、聞こえてくる音は音源の質、アンプの性能、ユニットの特性を色濃く反映している。よって、つないだ機材の真の実力をも知ることができる。・逆さまユニットは還流器の働きを確保するため:マグネット部を器内に向けて付けると、その部分で既に音波の方向が乱れて放出されて還流器が十分に働けないので逆さまに付けたもの。それではユニットのフレームの隙間から出てくる再生音を聞くことになるが、広い空間に放出されるので劣化する心配は要らない。■還流式SPユーザーの声■(今回は、長年大型SPを追求なさってきた東京都・Sさんから頂いたコメントをご本人の承諾を得て紹介いたします。いささか長文ですが、注意深くお読みください) 大型爆音SP40年 Sさんのコーン還流式豆SP体験談MK2 8cm(音工房製)単機装着 2Way について自室ではサンスイのLE8T、広い部屋ではTANNOYエジンバラTWを主力機として楽しんできました。そんな時、ヤフオクでコーン還流式2連SPの原理説明を読んで「何だこれは!」と驚嘆しました。しかし小口径にはあまり詳しくないので、試しに音工房Z-Modena Mk2単機装着の還流式SP2Wayペアを入手。アンプはサウンドフォートAS-100+ 18W のデジアンをつなぎました。還流式用にと小出力のデジアンを探して、音がいいということと国産であるとの評判を聞いて購入したのですが、確かに音が良く、還流式ではデジタルということを感じさせずベストな組み合わせではなかろうかと。デジアンの音が違和感なく聴けたのはこれが初めてです。先ずニアフィールドで聴きました。細かさ、明瞭さ、何と言っても音場感が素晴らしい。ボーカリストが目の前で歌っているように生々しい。間奏でサックスが踊り出る、コントラバスチューバの波打ち、ソプラノが空で踊る。今度は3メートルほど離れて、過大入力にならぬよう恐る恐る入力を上げる。すると、二アフィールドよりも余程、すべての楽器、旋律が細かく聴こえる。ボーカルの後ろで控えめに鳴っているアコースティックなバイオリンの旋律を、ボーカルそっちのけで追いかけて聴くことができます。「綺麗に鳴っているものだなあ、スタジオミュージシャンかな? それとも交響楽団所属の人?」と。ただ、ボーカルは目の前ではなく、ボーカリストが低めのお立ち台の上で歌っている感じでした(設置位置や高さの違いだろうと思います)。今の人々は100db/m/W以上の38cmのウーハーと、JBL LE85の蜂の巣ホーンに吹きまくられるなんて生活はしていないでしょうが、還流式にはそれに近いものがあります。音場感は時にそれ以上のものがあるように思うこともしばしばでした。どうしてこうなるのか不可解ですが、音波が還流器の中で一旦圧縮されて跳ね返って、ドップラー効果のように再び放散するのでしょうか。音場感を測る上で、最近はDire StraitsのYou and Your Friendsを再生することが多いのですが、還流式の音場感は大型ユニット(ホーンシステムは別として)、例えばタンノイエジンバラを、恐ろしいかな、ヒョイと超えていきます。日頃、高能率大型システムを聴かない方々は、「音楽はSPのコーンの前で聴こえているもの」との経験が染み付いているのではないでしょうか。私のシステムでさえ、音場はSPの前方で私の目の前あたりに球体となって出現します。還流システムの出音は(更なる検証が必要ですが)、音楽の球体の中に入ることができているのではないか、あるいは球体ではなく、届く限り広がって拡散しているのかもしれません。以上をまとめると【音楽の、ユニットからの音離れが良い】の一言かと思います。現在の小口径主体のユニットでは、音離れする様、飛んで来るような音楽なんて体験できないでしょうから。【音に脚色がなく疲れない】、これもそのとおりですね、ダリメヌエットのような化粧臭さもないし、「少しはお化粧しろよ」と言いたくなる、アルテック604のようなうるささはありません。ある程度までの低域も出ますが、低音が襲ってくる大型システムような迫力は残念ながらありません。8cmユニットということを考えれば無理のないことですが、それでも【サイズを超えた低域再生をする】のはそのとおりですね。で、もっと爆音で聴きたいという欲望が湧いてきました。MK22連機 2Way についてユニット1発ものでも、38cmのように地を這いずるようではないにしても、確かに「サイズを超えた低域」は、ちゃんと聴こえていたし、しかも水平に飛ぶ音のシャワーというか、自動車のヘッドランプをハイビームにした際の光のように音楽に照らされる感じで、「これ1発でもう充分だったかな?」と考えていたのですが、2連機を聴いてまた驚きました、圧倒的ですね、全体の入力レベルを下げても迫ってきます。「F0が同じユニットを2つ並べてもF0は下がらない、F0を下げるには口径の大きなユニットを使用する必要がある」のですが、ベースの音が一層ハッキリと聴こえるようになりました。例えばRebecca Pidgeonの「Spanish Harlem」という曲で、イントロから終始鳴っているベースの音がちゃんと聴こえる。やはりこれまでの常識を超えてきましたね。例外的にごく低い音でレコーディングされた曲を単発の還流式で聴くには、「いま在るJBL D130 を100~150hzでカットするネットワークを新調して、その箱の上に還流ユニットを載せて聴けばいいわけだな」。「そして、ツイーターを載せるときのネットワークと容易に交換できるようにネットワークを箱の外へ出しちゃえ」と。しかし、2連ならその必要も今、無くなりました。(若い皆さんに)この還流式をもっとたくさんの人に聴いてもらいたいと考えます。特にワンルームマンション等に住まう学生ほか若い人に、1発ものならすごく手軽ですし、重たくて高額なアンプもプリアンプも必要ありません。常々「ピュアオーディオに革命的な前進はないものか」と思ってきましたが、いい音楽を聴くための装置が、私ら爺さんの世代のように、金持ってないと手に入らない、というヘンな常識を打ち破って、それを普及させていただきたいと考えます。クリプシュのR-50Mは比較的安くて音の良いSPの代表ですが、その辺りで若い人が満足してしまっては勿体ないと思うわけです。還流式はR-50Mでは到底作れない音楽のシャワーを全身に浴び続けるが如き音楽空間を作ってしまうということです。言いたいことは、“コーンが正面を向いた”SPに満足してしまってはダメですよ、ということです。要は「既存のプリミティブな音響のみに満足し」、「還流式の世界を知ってみないと、音楽の楽しみは半分だよ」ということでもあり、「若い人の、せいぜい八畳程度の部屋では、還流式こそがベストなんですよ」ということです。ルームチューンも必要なく、室内のあちこちで要らない反射を繰り返すこともありませんから。このことも還流式の優れた特徴であり、美点ですね。還流式の音と、それが創り出す音楽空間をどう言い表すのかは本当に難しいことです。私は、変な言い方になりますが、「指向性を持たないコンプレッションドライバー +ホーンみたいだな」と思っています。しかもコンプレッション+ホーンのように突き刺さるような不快感が一切ない、一言でいえば「珍しい出音」というよりほかありません。コンプレッションドライバーに、音を拡げて放つ能力が極めて優れたホーンが付いたようと言えばいいのでしょうか、本来強い指向性で遠くに音を飛ばすためのコンプレッションドライバーの役割とは矛盾してしまうのですが、そういう感じです。還流式はコンプレッションドライバー+ホーンと同じく、「音が出る」「鳴る」ではなく「音が噴き出る」様子が似ているんですね。そして還流式もう一つの特徴、SPのSN比がとても良いところも似ています。再生音というものは、聴き手に十分に聴かせたら、変なところに滞留することなくスーッと自然に消えていく出音が理想だと思うんですよね。それを未だにそこに留まって「十二分に聴かせる」のは必要ないしむしろ邪魔になります。還流式はシャワーあるいは還流器の内部で雑音が混じることなく仕上がった音のスプレッダー。対してコーン型(通常構造のSP)はその場での音波作成装置。それでも良くできたコーン型はSPから離れて飛んで来て聞き手を感動もさせますが、ほとんどは音離れせずにユニットのすぐそばで鳴り、離れた音の滞留・悪い反射をも起こしがちになります。特に小口径ユニットは、バスレフだろうがバックロードホーン、フロントロードだろうと例外なく。密閉では「何? それ」って感じですね。還流式が従来の大型(30㎝以上のウーハーを備えたマルチまたはフルレンジ)方式に劣るところは一点のみ、「古い録音ソースの極く低い音が出にくいところだけ」だと思います(これは8㎝ユニットを使用したSPすべてに当てはまることだと思います)。むしろ、この唯一の弱点を際立たせるのは、“通常よく聴く低域”はパンチを伴って立派に表現できてしまっているからでもありますね。何の因果でしょうか数十年もこの世界の沼に嵌まっている身として(幸い素晴らしく居心地の良い沼であることは今も変わりませんが)、この還流式SPは既存のSPのモノサシでは量りきれるものではなく、結論として「全く新しい音楽鑑賞用機材」であって、そのダイレクトに音楽を届ける感覚と豊かな音場感は使ってみなければ解らないという一言に尽きます。

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