山本貴嗣・本人によります出品です。私のファンで若い友人（当時）の林氏が学生時代に主催してくださっていた山本貴嗣ファンクラブの同人誌『エルフ・17アニメビデオ化記念 アツジ・27』（1986年12月28日発行/冬のコミックマーケットで販売）現在のサイン入り一冊内容は私のラクガキや設定画を集めた山本貴嗣に関する本です。本文モノクロ36ページ。『エルフ・１７』アニメビデオ化を記念して作られたものでタイトルの「27」は私が27歳だったことからつけたものです。●『エルフ・17』のヒロイン・ルウのラクガキ●アダルトなルウのラクガキや、その後の『剣の国のアーニス』の原型になったアダルトエルフのラクガキ●3巻大高校編のサーキュラー設定画●ヨシカズくんのプロトタイプラフ●『エルフ・17』1～4巻用語解説その他の内容となっております。（林氏が社会人になって多忙になられて会は解散し、奥付の連絡先もとっくに失効しております、念のため）発行当時に田舎の両親にサインを入れて送ったものの他に、予備としてサインなしのものもありました。これはその一冊で、今回出品にあたり裏表紙の下に現在のサインと絵を入れました。一人暮らしの父が認知症で施設に入って自宅が無人になったため、一昨年送り返されてきました。大事に保管してくれていた「愛読者」の母はすでに他界。父はそもそも私のマンガには興味が無く、おまけに認知症でもう読むこともないのです。38年も前のもので裏表紙に少し痛みがあります。あしからずご了承ください。サイズはB5判です。蛇足ですが、死んで２～３年して夢で出会った母は、旅姿でにこにこと明るい日差しの中、窓の大きな電車（窓の外はいい天気で緑が見えました）に乗っていて、電車の中の行き先表示パネルになだらかな山か何かの上の方に向かう絵図が映っていました。生前は熱心に阿弥陀様を信心していましたので、たぶん心おきなくどこかお浄土の片隅で修行でもさせていただくのだろうな、と夢から覚めて思いました（あくまで個人の観想です）。というわけで、別にこれらの品に念を残したりはしてないと思います♪上記のような事情をご理解賜りました上で、ご興味のおありな方はどうぞよろしくお願い致します。追記友人の林氏のことを「当時」と書いたのは、今は絶交したとかではなく、数年前の秋を最後に音信が途絶え、私以外に親交のあったイラストレーターの先生などにも連絡がなくなり、手紙も電話もメールも不通になったことから考えてどうも亡くなられたのではないかと推察されるためです。『エルフ・17』などでは知恵袋的な参謀役も務めてくださった得難い友でした。敬意と感謝をこめて合掌。