量子力学の解釈問題 多世界解釈を中心として (SGCライブラリ 161) 和田純夫/著

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カバーにキズはありますが、中身は書き込みはありません。ほぼ未読です。内容詳細量子力学が登場してから一世紀を経て,その有用性は万人の認めるところとなって久しいが,その意味,解釈については未だにコンセンサスができていない.量子力学の多くの教科書では,具体的な問題を解く上でこれらは考える必要のない問題として扱われていることも多い.本書では量子力学の解釈問題について著者の支持する「多世界解釈」という流派に属する考え方を中心に解説する.目次第0章本書の立場0.1本書の主な主張0.2量子力学の公理系第1章解釈問題序論1.1ニュートンの運動方程式の「解釈」1.2観測されていないときの波動関数とは?1.3存在確率ではないこと―2スリット実験から1.4コペンハーゲン解釈/標準解釈1.5実証主義と実在主義1.6実在主義的見方その1:隠れた変数の理論1.7実在主義的見方その2:共存から多世界解釈へ1.8経路積分・共存度1.9密度行列(密度演算子)1.10物理量と演算子1.11確率論か決定論か:不確定性関係第2章共存―1粒子の場合2.1偏光状態の共存2.2偏光板付き2スリット実験:量子消去と遅延選択2.3マッハ-ツェンダー干渉計と遅延選択2.4無相互作用測定2.5ゼノン効果付き無相互作用測定第3章エンタングルメント3.1共存とエンタングルメント3.2EPRパラドックスと局所実在論3.3ボーアの視点とアインシュタインの視点3.4隠れた変数の理論3.52粒子の場合―ベルの不等式3.6実験による検証…第1世代3.7実験による検証…第2世代以降第4章2粒子状態の共存4.1HOM干渉計とKSC実験(2光子干渉・量子消去)4.2ZWM実験(MZ干渉計・下方変換)4.3KYKS実験(遅延選択・量子消去)4.4ウォルボーンの実験(2スリット干渉・経路情報・遅延選択)第5章GHZ状態と状況依存性5.1GHZ状態5.2GHZ状態の実験による生成5.3バイドマンのGHZゲーム5.4ハーディ-ヨルダンの2光子状態5.5マーミンの魔方陣と状況依存性第6章ハーディのパラドックスと弱値6.1ハーディのパラドックス6.2負の「確率」と弱値6.3弱値と弱測定6.4三つ箱のパラドックス6.52スリット干渉実験での弱値第7章確率とボルンの規則7.1統計的確率(頻度主義)と主観確率(ベイズ主義)7.2標準/コペンハーゲン解釈でのボルンの規則の意味7.3相対頻度の直接的導出の手順7.4相対頻度の導出(2モードの場合)7.5相対頻度の導出(多モードの場合)7.6有限粒子系の無限のセット7.7期待値の意味7.8無限自由度の問題7.9なぜ二乗か?7.10その他のアプローチ/頻度演算子第8章デコヒーレンス8.12スリット実験と経路の観測8.2デコヒーレンスの散乱モデル8.3C70分子による干渉実験8.4デコヒーレンスと環境8.5基底の問題8.6一意的な結果の認識8.7密度行列8.8振動子モデル/カルデイラ-レゲット・モデル8.9古典軌道の出現8.10ゼノン効果と状態の凍結第9章量子ベイズ主義(現代的コペンハーゲン解釈)と多世界解釈9.1Qビズムとは9.2Qビズムでの状態の収縮9.3Qビズムと奇妙な遠隔作用9.4Qビズムと多世界解釈補遺A多世界解釈への批判A.1主な論点A.2ワインバーグA.3イエーガーA.4ケント参考文献索引

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